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西洋四手(セイヨウシデ)



西洋四手(セイヨウシデ)はカバノキ科クマシデ属(カルピヌス属)の落葉高木である。
カルピヌス属は北半球の温帯地域に30種くらいが分布する。
日本にも熊四手(クマシデ)などが分布し、属名の和名はクマシデ属という。
「四手」は実の垂れ下がる様子を神事で用いる四手にたとえたものである。
本種は南ヨーロッパから西アジア、シベリアにかけて分布し、標高600メートル以下の地域に生える。
英名はヨーロピアン・ホーンビーム(European hornbeam)である。
ホーンビームはクマシデの仲間のことである。
樹高は15メートルから25メートルくらいである。
樹皮は滑らかな銀色で、縦に縞が入る。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
開花時期は4月から5月である。
葉の展開と同時に花をつける。
雌雄同株である。
花の後にできる実は堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)で、苞(葉の変形したもの)に包まれる。
材は硬く、木工細工に用いたり器具材とされる。
属名の Carpinus はケルト語の「car(木)+pin(頭)」からきている。
種小名の betulus は「カバノキの」という意味である。
花の写真は4月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
実の写真は6月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Carpinus betulus

★カバノキの仲間だけども面白い
 果実の形で存在示し



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香妃(コウヒ)



香妃(コウヒ)はツバキ科ツバキ属の常緑低木である。
藪椿(ヤブツバキ)の園芸品種である菱唐糸(ヒシカライト)姫山茶花(ヒメサザンカ)の交配で生まれた。
1982年に長尾良さんによって作出され発表された。
樹高は2メートルから4メートルである。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は2月から4月である。
花径5センチくらいの淡い桃色をした半八重咲きの小輪をつける。
雄しべは割りしべである。
花はよい香りがする
属名の Camellia はモラビアの出身でイエズス会の宣教師だった「カメル(Georg Joseph Kamel, 1661-1706)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
写真は3月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Camellia 'Kohi'(Camellia japonica 'Hishikaraito' x Camellia lutchuensis)

★現代に引き継がれたる腕の冴え
 江戸の雅をまた進化させ



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汐風桜(シオカゼザクラ)



汐風桜(シオカゼザクラ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
南伊豆町の石廊崎で発見され、植物学者の中井猛之進(なかい・たけのしん, 1882-1952)さんが命名した。
花は一重咲きでごく淡い紅色をした中輪で、葉がやや遅れて展開するなどの特徴がある。
しかし、現在では、その特徴は大島桜(オオシマザクラ)の変異に含まれるものと考えられている。
樹高は5メートルから10メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の両面や葉の柄には毛が生えない。
葉の縁には芒(のぎ:イネなどの小穂に見られる針のような棘)形の重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
開花時期は4月の上旬から中旬である。
花弁数は5枚で、一重咲きの中輪である。
花の色はごく淡い紅色で、花弁の形は楕円形である。
以下に示す学名は大島桜(オオシマザクラ)のものと変わりがない。
属名の Prunus はラテン語の「plum(スモモ)」からきている。
種小名の lannesiana はフランス人の園芸家「ランヌ(Lannes)さんの」という意味である。
変種名の speciosa は「華やかな」という意味である。
写真は4月に三島市の国立遺伝学研究所で撮った。
学名:Prunus lannesiana var. speciosa(syn. Prunus speciosa)

★素晴らしい名前なんとか残したい
 これはヒットだ汐風桜



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紅三光(クレナイサンコウ)



藪椿(ヤブツバキ)はツバキ科ツバキ属の常緑低木から高木である。
本州の青森県から沖縄にかけて分布する。
一般的に椿(ツバキ)と呼ばれ、園芸品種の基本種となっている。
紅三光(クレナイサンコウ)もそうした園芸品種の1つである。(椿図鑑参照)
新潟県の燕市分水町にあった野生の藪椿(ヤブツバキ)からの選別種である。
1982年に小野塚敏夫さんによって発表された。
樹高は2メートルから4メートルである。
葉は小さめの楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は2月から4月である。
花4センチ以下の鮮やかな紅色をした一重筒咲き、喇叭咲きの極小輪である。
花弁は肉厚で、花弁数は3枚しかない。
雄しべは筒しべである。
属名の Camellia はモラビアの出身でイエズス会の宣教師だった「カメル(Georg Joseph Kamel, 1661-1706)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は3月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Camellia japonica 'Kurenai-sanko'

★三枚の花弁もそれを引き継ぐの
 びっくりするね椿の不思議




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伊豆桜(イズザクラ)



伊豆桜(イズザクラ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
植物学者の古里和夫さんが1962年に南伊豆町の山中で発見した。
花は一重咲きで香りが強い大輪であることなどの特徴から伊豆桜(イズザクラ)と名づけた。
しかし、現在では、その特徴は大島桜(オオシマザクラ)の変異に含まれるもので園芸品種として区別する必要はないと考えられている。
樹高は5メートルから10メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の両面や葉の柄には毛が生えない。
葉の縁には芒(のぎ:イネなどの小穂に見られる針のような棘)形の重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
開花時期は3月の下旬から4月の上旬である。
葉の展開と同時に花を咲かせる。
花弁数は5枚で、一重咲きの大輪である。
花の色は白く、花弁の形は円形である。
花の香りは強い。
結実性がある。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
上述のような事情から以下に示す学名は大島桜(オオシマザクラ)のものと変わりがない。
属名の Prunus はラテン語の「plum(スモモ)」からきている。
種小名の lannesiana はフランス人の園芸家「ランヌ(Lannes)さんの」という意味である。
変種名の speciosa は「華やかな」という意味である。
写真は4月に三島市の国立遺伝学研究所で撮った。
学名:Prunus lannesiana var. speciosa(syn. Prunus speciosa)

★数々の試行重ねて今がある
 桜の歴史の重み感じつ



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