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フォレストパンジー



アメリカ花蘇芳(アメリカハナズオウ)マメ科ハナズオウ属(ケルキス属)の落葉高木である。
ケルキス属は世界の温帯を中心に10種くらいが分布する。
日本では中国原産の花蘇芳(ハナズオウ)が江戸時代の初期に渡来して庭木とされており、属名の和名をハナズオウ属という。
アメリカ花蘇芳(アメリカハナズオウ)の原産地は北アメリカである。
カナダのオンタリオ州から合衆国のフロリダ州にかけて東部に分布する。
フォレストパンジー(Forest Pansy)はその園芸品種である。
特徴は葉の色が暗い赤紫色をしていることである。
樹高は5メートルから10メートルくらいである。
葉はハート形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は3月から4月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花の色は淡い紅色で、蝶形をしている。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
属名の Cercis はギリシャ語の「cercis(小刀のさや)」からきている。さやの形が似ていることから名づけられた。
種小名の canadensis は「カナダの」という意味である。
園芸品種名の Forest Pansy は「森のパンジー」という意味である。
写真は4月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Cercis canadensis 'Forest Pansy'

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穂咲きの碇草(ホザキノイカリソウ)



穂咲きの碇草(ホザキノイカリソウ)はメギ科イカリソウ属(エピメディウム属)の多年草である。
エピメディウム属は中国を中心に50種くらいが分布する。
日本にも碇草(イカリソウ)などが分布するので、属名の和名をイカリソウ属という。
原産地は中国で、湖北省、四川省などに分布する。
日本へは江戸時代の後期に薬用として渡来した。
茎や葉を乾燥したものを生薬の淫羊霍(いんようかく)といい、強壮、強精薬とする。
草丈は30センチから40センチくらいである。
地下茎は匍匐する。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。
小葉は卵形で質が硬く、縁には少数の鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4月から5月である。
葉の脇から穂状の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径5ミリくらいの小さな花をつける。
萼片は白ないし淡い紫色で8枚あり、花弁は黄色で4枚である。
花弁は萼片よりも小さい。
碇草(イカリソウ)のような長い距はない。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Epimedium は地名に由来する言葉で、イカリソウに転用された。
種小名の sagittatum は「やじり形の」という意味である。
写真は4月に小石川植物園で撮った。
学名:Epimedium sagittatum

★目立たない花は曲者隠された
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柊南天擬き(ヒイラギナンテンモドキ)



柊南天擬き(ヒイラギナンテンモドキ)はキンポウゲ科クサントリザ属の多年草(半低木)である。
1属1種である。
原産地は北アメリカである。
カナダから合衆国にかけて東海岸側に分布し、水辺などに生える。
和名は柊南天(ヒイラギナンテン)に似ているということなのだろうが、どこが似ているのかはっきりしない。
YListでは属名のクサントリザを標準和名としている。
英名はイエロールート(yellowroot)である。
「黄色い根」という意味になる。
草丈は40センチから90センチくらいである。
地下茎が伸びて繁殖する。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は卵形で、縁には切れ込みがある。
開花時期は4月から5月である。
茎の上部に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、小さな暗い紫色の花をたくさんつける。
花径は5ミリくらいである。
花びらのように見えるのは5枚の萼片である。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
葉は秋に黄葉する。
植物体にアルカロイドの1種であるベルベリンが含まれており、薬用として利用される。
属名の Xanthorhiza はギリシャ語の「xanthos(黄色い)+rhizoid(根の)」からきている。
種小名の simplicissima は「まったく単一の」という意味である。
写真は4月に小石川植物園で撮った。
学名:Xanthorhiza simplicissima

★小さくて地味な花だがびっしりと
 咲かせ不思議なムードたたえて



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匂い文目(ニオイアヤメ)



匂い文目(ニオイアヤメ)はアヤメ科アヤメ属(イリス属)の多年草である。
イリス属は世界の温帯に150種くらい分布する。
日本にも文目(アヤメ)などが分布し、属名の和名をアヤメ属という。
本種の原産地はクロアチアのダルマチア地方で岩場に生える。
英名はダルマチアンアイリス(Dalmatian iris)という。
現在では広く帰化し、ジャーマンアイリスの交配親ともなっている。
草丈は50センチから80センチくらいである。
根際から生える葉は剣状で、青緑色である。
開花時期は4月から6月である。
花の色は淡い紫色や淡い黄色などのものがある。
内花被片と外花被片が3枚ずつある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
ヨーロッパでは、根茎を薬用に用いる。
また、根茎から採れるイリス精油はフランス香水の原料となり、そのために栽培されている。
属名の Iris はギリシャ語で虹を意味し、転じて植物名となった。
種小名の pallida は「淡い色の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Iris pallida

★花だけを見ても違いはわからぬが
 香り生み出す秘密はどこに



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佐藤錦(サトウニシキ)



西洋実桜(セイヨウミザクラ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
通称を桜ん坊(サクランボ)といい、広く栽培されている。
原産地はヨーロッパで、西アジアからヨーロッパ、北アフリカにかけて分布する。
樹高は15メートルから20メートルくらいになる。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざがある(鋸歯)。
葉の裏側の葉脈上には軟毛が生える。
日本へ渡来したのは1868年(明治元年)である。
気候的な適性から山形県をはじめとする東北地方や北海道の日本海側で栽培されるようになった。
山形県では桜ん坊(サクランボ)が「県の木」に指定され、佐藤錦(サトウニシキ)などの品種が生まれている。
佐藤錦(サトウニシキ)の始まりは1912年(大正元年)のことである。
山形県東根市の佐藤栄助さんが、ナポレオンと黄玉(キダマ)を交配してできたと推定される実生から育成を開始した。
開花時期は4月から5月である。
葉の展開した後に花を咲かせる。
桜(サクラ)に似た5弁の白い花が散状に集まって咲く。
萼は反り返っている。
花の後にできる実は直径2センチくらいの核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、6月から7月に赤く熟する。
属名の Prunus はラテン語の「plum(スモモ)」からきている。
種小名の avium は「鳥の」という意味である。
花の写真は4月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
実の写真は6月に山形市内で撮った。
学名:Prunus avium 'Satounisiki'

★この花がやがて実れば桜ん坊
 ほっぺの落ちる佐藤錦に





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