カラテア・ルイーザエ 観葉植物 2012年02月05日 カラテア・ルイーザエはクズウコン科カラテア属の多年草である。原産地はブラジルである。観葉植物として使われ、葉の模様が綺麗である。花も咲くが、小さな白い花で目立たない。根際から生える葉は長い楕円形である。長さは20~30センチくらいある。左右不同で先が尖り、縁はややや波打っている。葉の色は暗い緑で、葉脈に沿って明るい黄緑色の模様が入る。 葉の裏は暗い紅紫色である。属名の Calathea はラテン語の「calathus(籠)」からきている。種小名の louisae は「ルイーズ(Louise)さんの」という意味である。写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Calathea louisae★美しい模様が一際目を惹くよ 葉っぱで勝負と胸張るように花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR
白難波(シロナニワ) 冬の花 2012年02月04日 梅(ウメ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。中国原産で、日本へは古代に渡来した。白難波(シロナニワ)はその栽培品種の1つである。野梅系・難波性の白い八重咲きの中輪(花径20から25ミリ)である。花弁の外側は淡い紅色を帯びる。読み方は「シロナンバ」とするものもある。比較的早咲きの品種である。開花時期は1月から2月である。属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。種小名の mume は「梅」のことである。写真は2月に神代植物公園で撮った。学名:Prunus mume 'Shironaniwa'★早春に花を開くよ白難波 焦がれる思い満たすが如く花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
クロッカス 春の花 2012年02月03日 クロッカス(Crocus)はアヤメ科サフラン属の多年草である。原産地はヨーロッパ南部である。サフラン属には80種くらいがある。クロッカスの名で流通しているものは、花サフラン(ハナサフラン)とも呼ばれるダッチ・クロッカス(Dutch crocus)とその近縁種の春咲き品種をさす。草丈は10~20センチくらいである。葉は細い線形で、真ん中に白い筋が入る。開花時期は2~4月である。花びら(花被片)は6枚である。花の大きさは4~6センチくらいである。花の色には黄色、紫色、白、白と紫の絞りなどがある。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。花柱が生薬や食用として使われるサフランと似ているが、こちらのほうは秋咲きである。俳句の季語は春である。属名の Crocus はギリシャ語の「croke(糸)」からきている。雌しべが糸状となることから名づけられた。種小名の vernus は「春咲きの」という意味である。写真は3月に川口市立グリーンセンターで撮った。 学名:Crocus vernus★クロッカスふんわり咲いてクリーミー 麗らかな春手招くように花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
マスデバリア・ヒーシー 冬の花 2012年02月02日 マスデバリア ヒーシーはラン科マスデバリア属の多年草である。品種名の読み方は「ヒーティー」や「へーシー」とするものもある。アンデス山脈原産のイグネア種(Masdevallia ignea)とビーチアナ種(Masdevallia veitchiana)との交配種である。草丈は20~40センチくらいである。葉はへら状である。開花時期は10~5月である。花の色は朱色である。上萼片には長い突起物がある。属名の Masdevallia はスペイン人の植物学者「マスデバル(J. Masdevall)さん」の名からきている。品種名の Heathii は「ヒース(Heath)さんの」という意味である。写真は2月に夢の島熱帯植物館で撮った。学名:Masdevallia 'Heathii'(=Masdevallia ignea x veitchiana)★鮮やかな色も眩しいヒーティーは 暖炉ように炎をあげて花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
エリカ・ホワイトパーフェクション 春の花 2012年02月01日 エリカ・ダーリーエンシスはツツジ科エリカ属の常緑小低木である。アルプス原産のエリカ・カルネア(Erica carnea)とアイルランド原産のエリカ・エリゲナ(Erica erigena)との交雑種である。したがって耐寒性にすぐれる。ホワイトパーフェクション(White Perfection)はその園芸品種である。特徴は花の色が白いことである。樹高は50センチくらいである。葉は肉質の線形である。開花時期は2月から4月である。属名の Erica はギリシャ語の「erion(軟毛)」からきている。全体に軟毛が生える種類の多いことから名づけられた。種小名の darleyensis は発見地の「(イギリスの都市)ダーレー・デイル(Darley Dale)の」という意味である。品種名の White Perfection は「完璧な白」という意味である。写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Erica x darleyensis 'White Perfection'★寒さには負けないからと元気よく 咲かせる花に風は冷たく花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|