クロッカス 春の花 2012年02月03日 クロッカス(Crocus)はアヤメ科サフラン属の多年草である。原産地はヨーロッパ南部である。サフラン属には80種くらいがある。クロッカスの名で流通しているものは、花サフラン(ハナサフラン)とも呼ばれるダッチ・クロッカス(Dutch crocus)とその近縁種の春咲き品種をさす。草丈は10~20センチくらいである。葉は細い線形で、真ん中に白い筋が入る。開花時期は2~4月である。花びら(花被片)は6枚である。花の大きさは4~6センチくらいである。花の色には黄色、紫色、白、白と紫の絞りなどがある。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。花柱が生薬や食用として使われるサフランと似ているが、こちらのほうは秋咲きである。俳句の季語は春である。属名の Crocus はギリシャ語の「croke(糸)」からきている。雌しべが糸状となることから名づけられた。種小名の vernus は「春咲きの」という意味である。写真は3月に川口市立グリーンセンターで撮った。 学名:Crocus vernus★クロッカスふんわり咲いてクリーミー 麗らかな春手招くように花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR