イクソラ・サンキスト 四季咲きの花 2011年11月20日 イクソラ・サンキストはアカネ科サンタンカ属(イクソラ属)の常緑低木である。山丹花(サンタンカ:Ixora chinensis)などから改良された園芸品種である。イソクラ属は世界の熱帯に400種くらいある。山丹花(サンタンカ)の原産地は中国からマレーシアにかけた一帯である。沖縄でも古くから栽培され、日本へは沖縄経由で江戸時代の初期に渡来した。沖縄では三段花(サンダンカ)と呼ばれることが多い。樹高は1~2メートルである。葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。開花時期は日本では夏である。暖地では周年開花をする。枝先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、紅色の花をつける。花冠は筒形で先が4つに裂ける。花の色は橙色や白のものもある。イクソラ・サンキストの花の色は淡い黄緑色である。日本へは台湾から渡来した。属名の Ixora はサンスクリット語の「Iswara(シバ神)」からきている。品種名の Sunkist は元々はアメリカ産の果実・ジュースのブランド名で、sun-kissedに由来する。写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Ixora 'Sunkist'★黄緑の花が自慢のサンキスト 色が変わればムードも変わり花図鑑植物図鑑PR