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初雪葛(ハツユキカズラ)



初雪葛(ハツユキカズラ)はキョウチクトウ科テイカカズラ属の蔓性常緑低木である。
定家葛(テイカカズラ)の斑入り園芸品種である。
特徴は、新しく出た葉が白やピンクなど五色葉になることである。
匍匐性で、地面を這うように広がる。
古くから庭園用として使われてきたが、最近は鉢物やガーデニング用としても人気がある。
蔓の長さはは3~6メートルくらいになる。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
冬の紅葉、春の新緑など一年を通して楽しめる。
開花時期は5~9月である。
花を咲かせるのは稀である。
花の色は最初は純白で、終わりに近づくと黄色くなる。
スクリューのような形をしている合弁花で、5つに裂けている。
花のつけ根の筒には雄しべ5本と雌しべが入っている。
茎や葉を切ると出る白い乳液はステロイドを含み、有毒なので注意が必要である。
属名の Trachelospermum はギリシャ語の「trachelos(首)+sperma(種子)」からきている。種子がくびれていることから名づけられた。
種小名の asiaticum は「アジアの」という意味である。
写真は7月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Trachelospermum asiaticum 'Hatuyukikazura'

★派手やかに葉の色変えて変化する
 初雪葛地面を覆い




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