宮古島蔓豆(ミヤコジマツルマメ) 秋の花 2014年10月22日 宮古島蔓豆(ミヤコジマツルマメ)はマメ科ダイズ属(グリキネ属)の蔓性一年草である。グリキネ属はオーストラリアから東アジアにかけて20種くらいが分布する。代表種は大豆(ダイズ)で、属名の和名もダイズ属という。本種は日本固有種である。沖縄県の宮古島や石垣島に分布し、海岸近くの道ばたや荒れ地に生える。澎湖蔓豆(ボウコツルマメ)の近縁種で、そこから分化したものと考えられている。環境省のレッドリスト(2012)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。草丈は20~30センチである。茎は細くて地面を這い、微毛が疎らに生える。葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。小葉は楕円形で、裏面には毛が生える。開花時期は8~9月くらいである。葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径1センチくらいの青紫色をした蝶形の花を数輪つける。花の後にできる実は長さ2センチくらいの扁平な豆果(莢の中に種子が入るもの)で、中には5個くらいの種子が入っている。属名の Glycine はギリシャ語の「glycys(甘い)」からきている。大豆の味からつけられた名である。種小名の koidzumii は日本の植物分類学者「小泉源一(こいずみ・げんいち, 1883-1953)さんの」という意味である。写真は10月につくば植物園で撮った。学名:Glycine koidzumii★沖縄へ行けばまだまだいろいろな 花があるなと思いを馳せて花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E7%A7%8B%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E5%AE%AE%E5%8F%A4%E5%B3%B6%E8%94%93%E8%B1%86%EF%BC%88%E3%83%9F%E3%83%A4%E3%82%B3%E3%82%B8%E3%83%9E%E3%83%84%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%A1%EF%BC%89" /> -->