二重桔梗(フタエギキョウ) 秋の花 2011年10月22日 桔梗(キキョウ)はキキョウ科キキョウ属の多年草である。北海道から九州にかけて分布し、山野の草原に生える。海外では、朝鮮半島や中国の東北部、東シベリアにも分布している。本種はその園芸品種である。特徴は花びらが二重になっていることである。草丈は40~100センチくらいである。葉は長さが4~7センチくらいの細長い卵形である。縁にはぎざぎざ(鋸歯)があり、互い違いに生える(互生)。開花時期は7~10月である。花の色は濃い青紫だが、白いものもあるようである。属名の Platycodon はギリシャ語の「platys(広い)+codon(鐘)」からきている。花の形から名づけられた。種小名の grandiflorum は「大きな花の」という意味である。品種名の Double は「二重の」という意味である。写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Platycodon grandiflorum 'Double'★如何にして二重の花と生まれしか 花の世界は奥の深くて花図鑑植物図鑑PR