ローゼル 秋の花 2010年11月29日 ローゼル(Roselle)はアオイ科フヨウ属(ヒビスクス属)の多年草である。園芸的には一年草として扱われる。原産地は北アフリカである。日本では沖縄でハーブとして栽培されている。草丈は150センチから200センチくらいである。茎は円筒状で赤紫色を帯びる。直立し上部でよく枝分かれをする。葉は手のひら状に3つから5つに深く裂け、互い違いに生える(互生)。開花時期は10月から12月である。花の色は白ないし淡い黄色で、花の真ん中は紅紫色である。花は一日花である。花の後に赤い実がだんだんと大きく膨らむ。実の外側の赤い萼の部分をむいて利用する。ハイビスカスティーは利尿、疲労回復などの薬効がある。ジャムやソースに加工されるほか、全草が様々な用途に利用されている。写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。学名:Hibiscus sabdariffa★南国の青空の下儚げに 咲くローゼルは一日の花今日の花ドットコム花図鑑PR