ネリネ 秋の花 2010年11月09日 ネリネはヒガンバナ科ネリネ属の多年草である。原産地は南アフリカである。主にイギリスで品種改良をされた。日本へは大正時代の末期に渡来した。属名はギリシャ神話の海の女神ネレイデスにちなんでいる。英名をダイアモンドリリー(diamond lily)という。彼岸花(ヒガンバナ)に似ているが花茎が中空ではなく、花もやや小さい。また、花が咲くときに葉も出ている。草丈は30センチから50センチくらいである。葉は線形で、翌年の初夏まで残る。開花時期は10月から12月である。1本の茎に10輪くらいの花がつく。花びら(花被片)には艶があり、花径は5、6センチくらいである。花の色は白、ピンク、赤、朱色などがある。 花もちがよく、切り花などによく使われる。写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Nerine spp.★すっと立つネリネの花は色づいて 北の風にもひるむことなく今日の花ドットコム花図鑑PR