ケラトテカ・バイオレット 秋の花 2015年10月15日 ケラトテカ・トリロバはゴマ科ケラトテカ属の一年草である。ケラトテカ属は熱帯地方や南アフリカに5種くらいが分布する。属名の読み方は、園芸的には英語風にセラトテカとすることが多い。ケラトテカ・トリロバの原産地は南アフリカである。英名はワイルドフォックスグローブ(wild foxglove)という。フォックスグローブは狐の手袋(キツネノテブクロ)のことである。原種の花の色は白いが藤色のものもあり、園芸品種名をバイオレットという。草丈は120センチから150センチくらいである。葉は柔らかく、3つに深く裂ける。葉の縁には不規則なぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は7月から10月くらいである。茎先から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、紫色をした筒状の花をつける。花は下から上へと咲き上る。花径は4センチくらいで先は5つに裂け、裂けた花冠の先の一方が舌状に長く伸びる。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、2つの角がある。属名の Ceratotheca はギリシア語の「ceras(角)+theke (ケース)」からきている。実の形から名づけられたものである。種小名の triloba は「3片の」という意味である。園芸品種名の Violet は「すみれ色の」という意味である。写真は9月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Ceratotheca triloba 'Violet' ★花の色少し変われば雰囲気も 違って見えるどこか高貴で花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E7%A7%8B%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%82%B1%E3%83%A9%E3%83%88%E3%83%86%E3%82%AB%E3%83%BB%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88" /> -->