エボルブルス・グロメラツス 秋の花 2011年10月24日 エボルブルス・グロメラツスはヒルガオ科アサガオガラクサ属(エボルブルス属)の多年草である。原産地はブラジルである。流通名はアメリカンブルーである。北アメリカ原産のエボルブルス・ピロサス(Evolvulus pilosus)が、別名をエボルブルスないしアメリカンブルーとして流通する中心だが、本種もかなり流通しているという。エボルブルス属は南北アメリカ大陸を中心に100種くらいある。国内に自生する同属の植物には、沖縄に分布する朝顔柄草(アサガオガラクサ)などがある。草丈は20~50センチくらいである。葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。開花時期は6~11月である。暖地では周年開花をする。花径は2センチくらいで、花の色は鮮やかなブルーである。花冠は杯状で、花の真ん中は白い。雄しべは5本で白い。花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Evolvulus はラテン語由来で「地をはって伸びる」を意味する。種小名の glomeratus は「集まった」という意味である。写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。Evolvulus glomeratus★透き通る青は憂いの色なりや エボルブルス咲く地面を埋めてにほんブログ村花図鑑植物図鑑PR