深山楢(ミヤマナラ) 果実・野菜 2013年09月22日 深山楢(ミヤマナラ)はブナ科コナラ属の落葉低木である。日本固有種である。本州の東北地方から中部地方にかけての日本海側と九州(霧島山)に分布し、亜高山に生える。分類上は水楢(ミズナラ)の変種とされている。水楢(ミズナラ)の名は材に水分を多く含むことからきており、その高山型というのが和名の由来である。基本種との違いは葉が小さくて縁が尖り、果実も小さいことなどである。樹高は1~5メートルくらいである。葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。葉の質は分厚くて艶がある。葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は4~5月である。雌雄同株である。黄緑色をした穂状の花序をつける。花の後にできる実は堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)で、秋に熟してドングリとなる。属名の Quercus はケルト語の「quer(良質の)+cuez(材木)」を語源とするこの属の一種のラテン古名からきている。種小名の crispula は「やや縮みがある」という意味である。変種名の horikawae は植物学者「堀川富弥さんの」という意味である。写真は8月に福島県のあだたら高原で撮った。学名:Quercus crispula var. horikawae★深山には深山に似合う深山楢 このドングリを次は見たいと 花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%9E%9C%E5%AE%9F%E3%83%BB%E9%87%8E%E8%8F%9C/%E6%B7%B1%E5%B1%B1%E6%A5%A2%EF%BC%88%E3%83%9F%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%8A%E3%83%A9%EF%BC%89" /> -->