晩白柚(バンペイユ) 果実・野菜 2011年11月28日 晩白柚(バンペイユ)はミカン科ミカン属の常緑低木である。原産地はマレー半島である。日本へは昭和時代の初期に渡来した。文旦(ブンタン)やザボンの仲間で、実はとても大きい。現在では熊本県の特産品となっている。「白柚」というのは文旦(ブンタン)のことで、晩生である(完熟期が遅い)ことからこの名がつけられた。樹高は3メートルくらいである。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。開花時期は4~5月である。花は白い5弁花で、花径は5~7センチくらいある。花の後にできる実は柑果(多心皮性の液果)で、直径が20センチ以上ある。果肉は生食され、果皮は砂糖漬けやジャムに利用される。属名の Citrus はレモンに対する古い呼び名である。種小名の grandis は「大きな」という意味である。写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。学名:Citrus grandis★大きな実ネットで支えた姿見て これは何かと色めき立って花図鑑植物図鑑PR