類葉牡丹(ルイヨウボタン) 春の花 2013年05月13日 類葉牡丹(ルイヨウボタン)はメギ科ルイヨウボタン属の多年草である。北海道から九州にかけて分布し、平地や山地の林の中や林の縁に生える。海外では、朝鮮半島、中国、サハリン、ウスリーなどにも分布する。和名の由来は、葉が牡丹(ボタン)に似ることからきている。草丈は40~60センチくらいである。根茎は横に這い、茎は直立をする。葉は2~3回3出複葉で、互い違いに生える(互生)。いわゆる三つ葉を2~3回繰り返して1枚の葉となる。小葉の形は長めの卵形で、先が3つに浅く裂けるものもある。葉の質は薄く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。開花時期は4~6月である。茎先や葉の脇に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、花径1センチくらいの淡い黄緑色の花をつける。6枚の花びらのように見えるのは萼片である。6枚の実際の花弁は花の真ん中近くにあり、蜜線となっている。雄しべは6本、雌しべは1本である。花の後には青い果実状の種子がつき、秋に藍色に熟する。子房が膨らまず裸の種子が実のようになっているのである。属名の Caulophyllum はコロンビアの「caulos(茎)+phyllum(葉)」からきている。茎が大きく広がる葉の柄のように見えることから名づけられた。種小名の robustum は「大形の」という意味である。写真は4月に箱根湿生花園で撮った。学名:Caulophyllum robustum★めずらしい名前は葉っぱにちなむけど 花も実もなる類葉牡丹花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E9%A1%9E%E8%91%89%E7%89%A1%E4%B8%B9%EF%BC%88%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%83%A8%E3%82%A6%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%B3%EF%BC%89" /> -->