角榛(ツノハシバミ) 春の花 2016年04月03日 角榛(ツノハシバミ)はカバノキ科ハシバミ属(コリルス属)の落葉低木である。コリルス属は世界に10数種が分布する。日本にも榛(ハシバミ)と本種が分布し、属名の和名をハシバミ属という。本種は北海道から九州にかけて分布し、山地に生える。海外では朝鮮半島にも分布する。樹高は1メートルから3メートルくらいである。樹形は株立ち状となる。樹皮は灰褐色で滑らかである。葉は幅の広い楕円形で、互い違いに生える(互生)。葉の先は急に尖り、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。葉の表面は淡い緑色、裏面は緑色である。葉の柄や葉の裏面には毛が生える。開花時期は3月から5月である。雌雄同株である。葉の展開する前に花を咲かせる。雄花序は垂れ下がる。雌花序は芽鱗に包まれた赤い柱頭が見えて目立つ。花の後にできる実は堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)で、棘のある角のような総苞に包まれる。実は食用になる。ヘーゼルナッツを採取する西洋榛(セイヨウハシバミ)は本種の近縁種である。花言葉は「和解」である。属名の Corylus はギリシャ語の「korus(ヘルメット)」からきている。種小名と変種名の sieboldiana はドイツ人で日本植物の研究者だった「シーボルト(Philipp Franz Balthasar von Siebold, 1796-1866)さんに関連した」という意味である。花の写真は4月につくば植物園で撮った。実の写真は10月につくば植物園で撮った。学名:Corylus sieboldiana var. sieboldiana★カバノキの仲間も少し知ってきた 雄花を見ればこれもそうかな 花図鑑植物図鑑ミラーサイト|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E8%A7%92%E6%A6%9B%EF%BC%88%E3%83%84%E3%83%8E%E3%83%8F%E3%82%B7%E3%83%90%E3%83%9F%EF%BC%89" /> -->