西洋四手(セイヨウシデ) 春の花 2016年04月08日 西洋四手(セイヨウシデ)はカバノキ科クマシデ属(カルピヌス属)の落葉高木である。カルピヌス属は北半球の温帯地域に30種くらいが分布する。日本にも熊四手(クマシデ)などが分布し、属名の和名はクマシデ属という。「四手」は実の垂れ下がる様子を神事で用いる四手にたとえたものである。本種は南ヨーロッパから西アジア、シベリアにかけて分布し、標高600メートル以下の地域に生える。英名はヨーロピアン・ホーンビーム(European hornbeam)である。ホーンビームはクマシデの仲間のことである。樹高は15メートルから25メートルくらいである。樹皮は滑らかな銀色で、縦に縞が入る。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。葉の先は尖り、縁には重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。開花時期は4月から5月である。葉の展開と同時に花をつける。雌雄同株である。花の後にできる実は堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)で、苞(葉の変形したもの)に包まれる。材は硬く、木工細工に用いたり器具材とされる。属名の Carpinus はケルト語の「car(木)+pin(頭)」からきている。種小名の betulus は「カバノキの」という意味である。花の写真は4月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。実の写真は6月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。学名:Carpinus betulus★カバノキの仲間だけども面白い 果実の形で存在示し花図鑑植物図鑑ミラーサイト|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E8%A5%BF%E6%B4%8B%E5%9B%9B%E6%89%8B%EF%BC%88%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%A8%E3%82%A6%E3%82%B7%E3%83%87%EF%BC%89" /> -->