畑山葵(ハタケワサビ) 春の花 2014年03月14日 山葵(ワサビ)はアブラナ科ワサビ属の多年草である。北海道から九州にかけて分布する。海外では、サハリンにも分布する。西洋わさびと区別するために「本わさび」とも呼ばれている。北海道やサハリンに分布するものは変種の樺太山葵(カフトワサビ:Eutrema japonicum var. sachalinense)として区別する考え方もある。冷涼な気候を好み、全国各地の谷間に生える。また、渓流につくられたわさび田で栽培され、香辛料や漬物として利用されている。畑山葵(ハタケワサビ)は普通の畑や林の中、花壇などで栽培できるもののことである。別名を陸山葵(オカワサビ)という。栽培量は実はこちらのほうが多い。畑で栽培するため根の色が白いが、味はほとんど変わらない。ただし、遺伝的には山葵(ワサビ)と変わりがない。清流でも畑でも、どちらでも育つのである。草丈は30~50センチくらいである。葉は円形ないし心臓形である。葉には長い柄がある。葉は濃い緑色で艶があり、手のひら状に葉脈が走る。開花時期は3~5月くらいである。茎先に白い4弁花をつける。花の後にできる実は長角果(アブラナなどの果実で細長いもの)である。属名の Eutrema はギリシャ語の「eu(良)+trema(穴)」からきている。種子の表面の様子から名づけられた。種小名の japonicum は「日本の」という意味である。写真は3月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。学名としては山葵(ワサビ)と変わりがない。学名:Eutrema japonicum(syn. Wasabia japonica)★畑にも育つわさびがあるという 驚き見れば花愛らしく花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E7%95%91%E5%B1%B1%E8%91%B5%EF%BC%88%E3%83%8F%E3%82%BF%E3%82%B1%E3%83%AF%E3%82%B5%E3%83%93%EF%BC%89" /> -->