沈丁花「瑞香錦」(ジンチョウゲ「ズイコウニシキ」) 春の花 2012年02月09日 沈丁花(ジンチョウゲ)はジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木である。原産地は中国である。日本へは室町時代に渡来した。瑞香錦(ズイコウニシキ)はその園芸品種である。特徴は花の色が白いことである。樹高は100~150センチくらいである。葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。葉の質は分厚く、艶がある。開花時期は2月から4月である。枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白い花をつける。花には花弁はない。花のように見えるのは萼片である。属名の Daphne は月桂樹のギリシャ名である。葉の形が似ていることから転用された。種小名の odora は「よい香りのする」という意味である。写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。学名:Daphne odora 'Zuikounishiki'★咽ぶほど強い香りに足向けて 見れば真白な瑞香錦花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR