斑入り草木瓜(フイリクサボケ) 春の花 2016年05月12日 草木瓜(クサボケ)はバラ科ボケ属(カエノメレス属)の落葉小低木である。カエノメレス属はアジアに数種の原種が分布し、また多くの園芸品種がある。中国原産のカエノメレス・スペキオサ(Chaenomeles speciosa)に木瓜(ボケ)の和名があり、属名の和名もボケ属という。草木瓜(クサボケ)は日本固有種である。本州の関東地方から九州にかけて分布し、日当たりのよい丘陵地に生える。また、庭木や盆栽として植栽される。斑入り草木瓜(フイリクサボケ)はその変種である。特徴は葉に斑が入ることである。樹高は30センチから100センチくらいである。木本だが草のように横に広がる。枝には棘が多い。葉の形は倒卵形で先は丸く、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は3月から5月である。花は赤い5弁花である。花の真ん中には雄しべと雌しべがたくさんある。結実期は8月から9月である。花の後にできる実は球形のナシ状果で黄色に熟し、酸味が強い。属名の Chaenomeles はギリシャ語の「chaino(開ける)+melon(リンゴ)」からきている。裂けたリンゴの意味で、熟した実に裂け目ができることから名づけられた。種小名の japonica は「日本の」という意味である。変種名の variegata は「斑入りの」という意味である。写真は4月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。学名:Choenomeles japonica var. variegata★葉に入る模様そんなに目立たぬが やっぱり不思議自然のチカラ花図鑑植物図鑑ミラーサイト|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E6%96%91%E5%85%A5%E3%82%8A%E8%8D%89%E6%9C%A8%E7%93%9C%EF%BC%88%E3%83%95%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%9C%E3%82%B1%EF%BC%89" /> -->