プリムラ・ロセア 春の花 2015年04月25日 プリムラ・ロセアはサクラソウ科サクラソウ属(プリムラ属)の多年草である。種小名の読み方はロゼアとするものもある。プリムラ属は北半球の温帯や寒帯に500種くらいが分布する。また、多くの園芸品種が作出されている。日本にも桜草(サクラソウ)などが分布するので、属名の和名をサクラソウ属という。本種の原産地は中国やインド、アフガニスタンなどである。ヒマラヤ地方の北西部に分布し、標高3000メートルから3500メートルくらいの湿原や沼地に生える。草丈は10センチから25センチくらいである。根際から生える葉は長い楕円形で、ロゼット状となる。開花時期は3月から5月である。茎先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、次々に花径2センチくらいの花を咲かせる。花の色は濃い桃色で、花冠は5つに裂ける。花の真ん中は黄色くなる。薄紅小桜(ウスベニコザクラ)やヒマラヤ小桜(ヒマラヤコザクラ)などの流通名がある。属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」縮小形である。同属の黄花の九輪桜(キバナノクリンザクラ)が早春に他の花に先駆けて咲くことから名づけられた。種小名の rosea は「バラ色の」という意味である。写真は3月に川口市立グリーンセンターの山野草展で撮った。学名:Primula rosea★湿原を埋めるように咲くのかな 薄紅小桜色あでやかに桜草・プリムラ図鑑花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%82%BB%E3%82%A2" /> -->