鼬萩(イタチハギ) 夏の花 2013年06月20日 鼬萩(イタチハギ)はマメ科イタチハギ属の落葉低木である。原産地は北アメリカで、カナダからメキシコにかけて分布する。英名はインディゴ・ブッシュ(indigo bush)である。日本へは砂防用、護岸用として大正時代に渡来した。現在は野生化しており、繁殖するのでほかの植物に影響をおよぼす恐れがある。そのため日本の侵略的外来種ワースト100に選定されている。外来生物法でも要注意外来生物に指定されている。樹高は1~4メートルくらいである。枝には弱い棘がある。葉はやや大きな奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。小葉の形は卵形である。葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。開花時期は5~6月である。茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、暗い紫色をした小さな蝶形の花をたくさんつける。黄色の葯(雄しべの花粉を入れる袋)が目立つ。花の後にできる実は長さ1センチくらいの豆果(莢の中に種子が入るもの)で、種子が1個あり、熟しても弾けない。和名の由来は、花序の姿からイタチの尾を連想したものである。別名を黒花槐(クロバナエンジュ)という。属名の Amorpha はギリシャ語の「amorphos(不格好な)」からきている。花が旗弁のみで、翼弁や竜骨弁がないことから名づけられた。種小名の fruticosa は「低木状の」という意味である。写真は5月に小石川植物園で撮った。学名:Amorpha fruticosa★イタチの尾ぴんと伸ばして咲く姿 変わってるねと首をかしげて☆イタチの尾花粉をつけてにょきにょきと 花と思わず奇妙な姿花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E9%BC%AC%E8%90%A9%EF%BC%88%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%81%E3%83%8F%E3%82%AE%EF%BC%89" /> -->