羅背板草(ラセイタソウ) 夏の花 2013年08月16日 羅背板草(ラセイタソウ)はイラクサ科カラムシ属の多年草である。日本固有種である。北海道の南部から紀伊半島にかけて太平洋岸に分布し、海岸近くの岩場に生える。草丈は30~70センチくらいである。幅広い卵形をした葉は大きく、海岸植物特有の厚みをもつ。また、細かな皺があり、毛が生えていてざらつく。和名の由来は、葉の様子を羅背板(ラセイタ)という羅紗(ラシャ)に似た毛織物にたとえたものである。開花時期は7~9月である。雌雄同株である。雄花序は下部の葉のつけ根につき、雌花序は上部の葉のつけ根につく。花序は他のヤブマオの仲間と比べると短い。花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。属名の Boehmeria はドイツの植物学者「ボーマー(Georg Rudolf Boehmer, 1723-1803)さん」の名からきている。種小名の biloba は「2つに浅く裂けた」という意味である。写真は8月につくば植物園で撮った。学名:Boehmeria biloba★海岸に生えるとわかる羅背板草 分厚い葉っぱ皺々にして花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E7%BE%85%E8%83%8C%E6%9D%BF%E8%8D%89%EF%BC%88%E3%83%A9%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%82%BD%E3%82%A6%EF%BC%89" /> -->