榊(サカキ) 夏の花 2014年06月12日 榊(サカキ)はツバキ科サカキ属の常緑高木である。分類体系によっては(APGIII)サカキ科とされる。本州の関東地方南部から沖縄にかけて分布し、山地の林の中に生える。また、神社によく植えられている。海外では、済州島や台湾、中国などにも分布している。樹高は8~12メートルくらいになる。幹は直立し、樹形が整っている。樹皮は暗褐色である。葉は楕円形で、2列に互い違いに生える。葉には艶があり、質は革質である。葉には5~10ミリくらいの柄がある。葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はなく、先は鋭く尖る。開花時期は6~7月である。葉の脇に花径15~20ミリくらいの白い5弁花を1~3個つける。花は咲き進むと黄色くなってくる。雄しべはたくさんあり、雌しべは1個である。花の後にできる実は球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、11月ころ紫黒色に熟する。一年中葉が緑色であるため「めでたい木」とされ、神事に使われる。また、材は緻密で強靭なので床柱や天秤棒などに使われる。花言葉は「神を尊ぶ」である。属名の Cleyera はオランダ人の船医で植物学者の「クレイエル(Andreas Cleyer, 1634-?1697)さん」の名からきている。種小名の japonica は「日本の」という意味である。写真は6月に小石川植物園で撮った。学名:Cleyera japonica★榊とて花を咲かせることもある 小さいけれど白い花びら花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E6%A6%8A%EF%BC%88%E3%82%B5%E3%82%AB%E3%82%AD%EF%BC%89" /> -->