ベロニカ・ゲンチアノイデス 夏の花 2013年06月23日 ベロニカ・ゲンチアノイデスはゴマノハグサ科クワガタソウ属の多年草である。分類体系によってはオオバコ科とされる。原産地はイラン、トルコ、コーカサス地方などである。山地の草地に生える。日本へは昭和時代の初期に渡来した。草丈は30~50センチくらいである。根際から生える葉は楕円形ないし披針形(笹の葉のような形)で、ロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。葉には艶があり、濃い緑色である。茎につく葉は小さく、互い違いに生える(互生)。開花時期は5~7月である。花茎をのばして緩やかな総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、下から順に咲き上る。花径は5ミリくらいで、花冠は4つに裂けて皿形に開く。花の色は淡い青紫色で、花冠の内側には縦に青い筋が入る。萼片は4枚、雄しべは2本、雌しべは1本である。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Veronica は聖者ベロニカに捧げられた名である。種小名の gentianoides は「リンドウ属(Gentiana)に似た」という意味である。写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Veronica gentianoides★薄っすらと青みを帯びた花の色 お洒落な筋がとても似合うよ花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%83%99%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%AB%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%83%87%E3%82%B9" /> -->