アーリーセンセーション 夏の花 2011年05月30日 紫陽花(アジサイ)はユキノシタ科アジサイ属の落葉低木である。分類体系によってはアジサイ科とされる。日本原産の額紫陽花(ガクアジサイ)の改良品種の総称である。アーリーセンセーション(Early Sensation)もそんな園芸品種の1つである。特徴は開花時期が比較的早く、また花の色の変化を楽しめることである。樹高は1~2メートルである。葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。葉の色は艶のある淡い緑色で、葉脈がはっきりしている。葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は6月である。梅雨の時期と重なる。一般に花と言われている部分は装飾花で、花びらのように見えるのは萼である。花の色はピンクから紫色へと変化する。属名の Hydrangea はギリシャ語の「hydro(水)+angeion(容器)」からきている。さく果の形からから名づけられた。種小名の macrophylla は「大きな葉の」という意味である。品種名の Early Sensation は「早い感動」という意味である。写真は6月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。学名:Hydrangea macrophylla 'Early Sensation'★早々と梅雨の走りに花開き 濡れて見せよう自在の変化今日の花ドットコム花図鑑PR