アンゲロニア 夏の花 2011年05月03日 アンゲロニアはゴマノハグサ科アンゲロニア属の多年草である。分類体系によってはオオバコ科とされる。原産地は中央アメリカから西インド諸島にかけてである。草丈は60~120センチくらいである。花茎が次々と伸びて、こんもり茂る。葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は5~10月である。暖地では周年開花をする。花の色は青、紫色、白、ピンクなどのものがある。花径は1センチくらいだが、たくさんの花がつく。花冠は5つに裂け、喉の部分には模様が入る。花はよい香りがする。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。英名はサマースナップドラゴン(summer snapdragon)である。スナップドラゴンは金魚草(キンギョソウ)のことである。属名の Angelonia はギリシャ語の「Angelos(天使)」からきている。種小名の angustifolia は「細葉の」を意味する。写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Angelonia angustifolia★暑さにはめっぽう強く夏花壇 彩り飾るアンゲロニアは今日の花ドットコム花図鑑PR