アメリカ浜車(アメリカハマグルマ) 四季咲きの花 2010年12月17日 アメリカ浜車(アメリカハマグルマ)はキク科ハマグルマ属の蔓性多年草である。フロリダ州の南部から中央アメリカにかけて分布する。属名のウェデリア(Wedelia)の名も使われている。沖縄では植栽されていたものが野生化している。また、日本には近縁種の熊野菊(クマノギク)が自生する。草丈は15センチから25センチくらいである。茎が地面を這い、茎の節から根を出してマット状に広がる。広がりは2、3メートルに及ぶ。葉は卵形で、先が3つに裂ける。葉の両端の裂片の先は鋭く尖り、大きなぎざぎざ(鋸歯)がある。葉の表面は濃い緑色で艶がある。開花時期は6月から10月である。暖地では周年開花をする。茎先に花径2、3センチの黄色い花(頭花)をつける。別名を三葉浜車(ミツバハマグルマ)という。国際自然保護連合(IUCN)の「種の保存委員会」(SSC)では、「世界の外来侵入種ワースト100」に指定している。写真は9月に大阪市大植物園で撮った。学名:Wedelia trilobata★花園の隅でひっそり咲いている ウェデリアの花じっと見詰めて今日の花ドットコム花図鑑PR