御柳梅(ギョリュウバイ) 冬の花 2011年12月19日 御柳梅(ギョリュウバイ)はフトモモ科ネズモドキ属の常緑低木である。原産地はニュージーランドやオーストラリアのタスマニア地方である。ニュージーランドの国花でもある。葉の形が御柳(ギョリュウ)に似て「梅」のような花を咲かせるというのが名の由来である。樹高は3~5メートルくらいである。枝には棘がある。葉は長さ1~2センチの幅の広い線形で、互い違いに生える(互生)。葉の先は鋭く尖り、赤味がかっていて、よい香りがする。英名はティーツリー(tea tree)だが、これはお茶の代わりに飲用したことからついた名である。蜂蜜の蜜源ともなっている。開花時期は11~5月くらいである。花径は1~2センチで、5弁花である。雄しべは5本である。花の色は赤、ピンク、白などがあり、一重咲きと八重咲きがある。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Leptospermum はギリシャ語の「leptos(細長い)+spermum(種子)」からきている。種小名の scoparium は「箒状の」という意味である。写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Leptospermum scoparium★愛らしい花が笑顔を振りまいて 異国の香り御柳梅咲く植物図鑑花図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR