ソルベXP・モルフォ 冬の花 2015年01月16日 ビオラはスミレ科スミレ属の園芸品種の総称である。ビオラという名は、もともとはスミレ属の属名からきている。園芸的には、日本ではパンジーの小輪多花性のものをビオラと呼んでいる。しかし、両者の区別は曖昧で、学名的にも区別されない。そのため、パンジー・ビオラとして並列に扱われることも多い。園芸品種の数は数千とも言われ、膨大である。本来は多年草だが、日本では一年草として扱われる。ソルベXP・モルフォはそうした仲間の1つである。タキイ種苗から発売されているF1ソルベXP系属し、アメリカで開発された。F1は First Filial Hybrid の略称で、交配された(Hybrid)雑種の(Filial)一代目(First)のことである。優れた性質を持つ個体を掛け合わせ、両方の良い部分を受け継いだ次世代を意味する。ソルベ(Sorbet)にはシャーベットの意味がある。もともとソルベというシリーズがあり、ソルベXPはその進化版である。モルフォ(Morpho)というのはアメリカに分布するモルフォ蝶(モルフォチョウ:Morpho)の属名からきている。花の姿をたとえたものである。草丈は15~30センチくらいである。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。開花時期は11~5月くらいである。花径は3センチくらいである。花弁数は5枚である。花の色は上弁が青色、下弁は黄色で蝶の翅のような模様が入る。小輪系だが開花時期が早く、花つきもよい。属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。種小名の wittrockkiana はスウェーデン人の植物学者「ウィットロック(Veit Brecher Wittrock, 1839-1914)さんの」という意味である。写真は12月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Viora x wittrockkiana★調べればいろんなことが見えてくる 小さいけれど蝶舞うごとく花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%86%AC%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E3%82%BD%E3%83%AB%E3%83%99%EF%BC%B8%EF%BC%B0%E3%83%BB%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A9" /> -->