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宜蘭犬枇杷(ギランイヌビワ)



宜蘭犬枇杷(ギランイヌビワ)はクワ科イチジク属(フィクス属)の常緑高木である。
フィクス属は熱帯を中心に800種くらいが分布する。
同属のフィクス・カリカ(Ficus carica)に無花果(イチジク)の和名があり、属名の和名もイチジク属という。
本種は八重山諸島の石垣島、西表島、与那国島に分布し、石灰岩地などに生える。
海外では、台湾、中国南部、フィリピン、東南アジア、インド、オーストラリア北部などに分布する。
和名にある「宜蘭」は台湾北東部に位置する地名である。
コニシイヌビワや首長無花果(クビナガイチジク)の別名がある。
樹高は10メートルから20メートルくらいである。
樹皮は灰白色である。
気根は出ず、滑らかな板根が発達する。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で分厚く艶がある。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
雌雄同株である。
開花時期は周年である。
イチジク属なので隠頭花序(花軸の先が膨らんで壷型となり、その中に単性の花を密生する)である。
淡い黄色の幹生花で、幹や太い枝にびっしりつく。
直径は1センチくらいである。
実は淡い紅色に熟する。
実はオオコウモリ類の好物で、種子を散布する。
実は食用になる。
属名の Ficus はイチジクのラテン語古名からきている。
種小名の variegata は「斑入りの」という意味である。
写真は5月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Ficus variegata

★イチジクの仲間はどこか似ているね
 花の形でなんとかわかる



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オクナ・キルキー


オクナ・キルキーはオクナ科オクナ属の常緑低木である。
オクナ属はアジアやアフリカの熱帯・亜熱帯地域に90種くらいが分布する。
本種の原産地は東アフリカで、タンザニアなどに分布する。
読み方はオクナ・カーキーとするものもある。
また、文献によっては黄花オクナ(キバナオクナ)を和名として掲載するものもある。
近縁種で南アフリカに分布するオクナ・セルラータは実の形から「ミッキーマウスの木」の愛称で呼ばれ、人気がある。
本種の実もよく似ていて「ミッキーマウスの木」として表示するところもある。
両者の差異は少ないという。
樹高は2メートルから4メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は革質で分厚い。
葉の先は尖り、縁は波打ち棘状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から7月くらいである。
暖地では周年開花をする。
花径は3センチくらいの黄色い5弁花をつける。
花の後にできる実は、核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
初めは萼が黄緑色で実は緑色である。
やがて熟すと、萼は反り返って赤くなり、実は黒くなる。
その姿がミッキーマウスを連想させる。
属名の Ochna はギリシャ語の「ochne(野生のナシ)」からきている。
種小名の kirkii はイギリス人の医師で自然科学者だった「カーク(John Kirk, 1832-1922)さんの」という意味である。
写真は2月に板橋区立熱帯環境植物館で撮った。
学名:Ochna kirkii

★この二つ違いはどこと思ってた
 肩の荷少し下ろしたけれど


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オンキディウム・グラミネウム


オンキディウム・グラミネウムはラン科スズメラン属(オンキディウム属)の常緑多年草である。
オンキディウム属は中南アメリカを中心に400種くらいが分布する着生種である。
園芸的には英語風の読み方の「オンシジウム」や「オンシジューム」で流通している。
同属のオンキディウム・バリコスム(Oncidium varicosum)に雀蘭(スズメラン)の和名があり、属名の和名はスズメラン属という。
本種の原産地は南アメリカで、エクアドル、ペルー、ボリビアに分布する。
標高600メートルから1600メートルまでの湿った森に生える着生種である。
分類の仕方によってはシグマトスタリクス属(Sigmatostalix)とされる。
その場合の異名はシグマトスタリクス・グラミネアという。
草丈は10センチから20センチくらいである。
葉は線形である。
開花時期はほぼ周年である。
短い花茎を出し、花径1センチに満たない小さな黄色の花をやや疎らにつける。
属名の Oncidium は、ギリシャ語の「onkidion(小さな突起)」からきている。小さな突起のある唇弁の形を表したものである。
種小名の gramineum は「イネ科植物のような」という意味である。
写真は2月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Oncidium gramineum(syn. Sigmatostalix graminea)

★なるほどね花の形は似ていても
 オンシジウムと少し違うね


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山葵の木(ワサビノキ)



山葵の木(ワサビノキ)はワサビノキ科ワサビノキ属(モリンガ属)の落葉高木である。
ワサビノキ科はモリンガ属1属からなり、13種が分布する。
本種に山葵の木(ワサビノキ)の和名があり、属名の和名もワサビノキ属という。
本種の原産地はインドの北部で、現在では東南アジアやアメリカ、アフリカの熱帯域などに広く分布する。
和名の由来は山葵(ワサビ)のような辛味があることからきている。
樹高は5メートルから10メートルである。
樹皮はコルク質で膨らみ、白緑色をしている。
葉は3回羽状複葉で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は卵形で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は4月から6月くらいである。
温度が合えば周年開花をする。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄白色の5弁花をつける。
花弁のつけ根の部分には黄色の斑点がある。
5枚の花弁のうち上側の3枚が大きくて立上がり、蝶形に似て見える。
花はよい香りがする。
花の後にできる実は、長さ30センチから60センチの鞘状のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
若葉や花は野菜として食用にされる。
根は特に辛味が強く、香辛料として利用される。
種子からはベン油(Ben oil)という油が採れ、時計油や油絵の具、香油などに利用される。
なお、葉の抽出物には流産の危険があるということで厚生労働省では注意喚起をしている。
属名の Moringa はタミル語(インド南部の言語)の Murungai からきている。
種小名の oleifera は「油性の」という意味である。
写真は2月に板橋区立熱帯環境植物館の温室で撮った。
学名:Moringa oleifera

★わさびとはどれだけ味が違うかな
 聞けば聞くほど試してみたい



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ツンベルギア・キルキー




ツンベルギア・キルキーはキツネノマゴ科ヤハズカズラ属(ツンベルギア属)の常緑小低木である。
読み方は流儀によって異なり、ツンベルギア・カーキーとするものもある。
ツンベルギア属はアフリカや南アジアの熱帯地域に100種くらいが分布する。
同属のツンベルギア・アラタ(Thunbergia alata)に矢筈葛(ヤハズカズラ)の和名があり、属名の和名もヤハズカズラ属という。
本種の原産地は東アジアである。
樹高は1メートルに満たない。
葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、葉の縁の真ん中あたりに突起がある。
開花時期は周年である。
葉の脇に濃い青紫色をした漏斗状の花をつける。
花の長さは3~6センチくらいである。
花冠の先は5つに裂け、喉の部分は淡い黄色である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Thunbergia はスウェーデンの植物学者「ツンベルク(Carl Peter Thunberg, 1743-1828)さん」の名からきている。
種小名の kirkii はイギリス人の医師で自然科学者だった「カーク(John Kirk, 1832-1922)さんの」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Thunbergia kirkii


★新しいツンベルギアに出合ったよ
 カーキーの名はどこかで聞いた

 




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