蔓岩桐草(ツルイワギリソウ) 秋の花 2014年09月08日 蔓岩桐草(ツルイワギリソウ)はイワタバコ科イワギリソウ属の多年草である。山野草として愛好家の間で流通している。原産地は中国とされている。同じイワタバコ科のキリタ属ではないかとする見方もあり、素性ははっきりしない。蔓性で草丈は20~30センチくらいである。葉は細長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。葉の先は尾状に尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は10~11月である。茎先に紅紫色をした筒状の花をつける。花冠の先は唇形に5つに裂ける。花冠の内側には縦縞の模様が入る。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Opithandra はギリシャ語の「opithe(後ろ)+andros(雄)」からきている。写真は10月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。学名:Opithandra sp.(Chirita sp.)★いつ誰が連れてきたのか分からない 謎を秘め咲く花愛らしく花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル| PR
オレンジフラミンゴ 四季咲きの花 2014年08月31日 ハイビスカスはアオイ科フヨウ属の植物の総称である。多くの園芸品種が生まれているが、主にオールド系、ハワイアン系、コーラル系の3系統に分類されている。オレンジフラミンゴ(Orange Flamingo)は、コーラル系に属する。風鈴仏桑花(フウリンブッソウゲ:Hibiscus schizopetalus)が交配親となっているグループである。樹高は1メートルから2メートルである。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は周年である。花は下向きに咲く。花の色は朱色で、花冠の真ん中は赤く、2段咲きをする。花柱のつけ根のほうは紅色で、柱頭は紅色、葯は黄色である。属名の Hibiscus はギリシャ語由来で「Hibis(エジプトの女神)」の名からきているとの説があり、大形のゼニアオイ属につけられた名である。写真は5月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Hibiscus 'Orange Flamingo'★オレンジの風鈴まるでフラミンゴ すらりと伸びた脚のようだね花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
チェリー 四季咲きの花 2014年08月29日 ハイビスカスはアオイ科フヨウ属の植物の総称である。多くの園芸品種が生まれているが、主にオールド系、ハワイアン系、コーラル系の3系統に分類されている。チェリー(Cherie)は、ハワイアン系に属する。ハワイアン系はハワイで交配された大輪種で、鑑賞価値が高く数も多い。樹高は1メートルから2メートルである。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は周年である。一重咲きの大輪である。花の色は黄色ないし黄橙色で、花冠の真ん中は赤い。花冠はほぼ円形で、深く5枚の花弁が重なり合う。花柱のつけ根のほうは紅色で、柱頭は黄橙色、葯は黄色である。属名の Hibiscus はギリシャ語由来で「Hibis(エジプトの女神)」の名からきているとの説があり、大形のゼニアオイ属につけられた名である。写真は5月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Hibiscus 'Cherie'★夏らしい鮮やかな色眩しいね ハワイが似合うハイビスカスだ花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
ウォールフラワー 四季咲きの花 2014年08月23日 ハイビスカスはアオイ科フヨウ属の植物の総称である。多くの園芸品種が生まれているが、主にオールド系、ハワイアン系、コーラル系の3系統に分類されている。ウォールフラワー(Wall Flower)は、ハワイアン系に属する。ハワイアン系はハワイで交配された大輪種で、鑑賞価値が高く数も多い。樹高は1メートルから2メートルである。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は周年である。一重咲きの大輪で、花径は15~20センチくらいある。花の色は茶系で、花冠の真ん中は赤い。花冠はほぼ円形で、深く5つに裂けて重なり合う。花柱は紅茶色で、柱頭は紅色、葯は黄色である。属名の Hibiscus はギリシャ語由来で「Hibis(エジプトの女神)」の名からきているとの説があり、大形のゼニアオイ属につけられた名である。写真は5月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Hibiscus 'Wall Flower'★花色がとっても渋いハイビスカス 光の加減で違って見える花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|
アマン 四季咲きの花 2014年08月21日 ハイビスカスはアオイ科フヨウ属の植物の総称である。多くの園芸品種が生まれているが、主にオールド系、ハワイアン系、コーラル系の3系統に分類されている。アマン(Aman)は、オールド系に属する。仏桑花(ブッソウゲ:Hibiscus rosa-sinensis)やヨーロピアン系と呼ばれるものなどがこの系統に属する。昔から流通している丈夫な品種である。樹高は1メートルから2メートルである。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は周年である。花の色は濃いピンクで、花冠の真ん中は濃い紅色になる。花冠はほぼ円形で、深く5つに裂ける。花柱は濃いピンク、柱頭は濃い赤色である。枝変りがよく出る品種だという。属名の Hibiscus はギリシャ語由来で「Hibis(エジプトの女神)」の名からきているとの説があり、大形のゼニアオイ属につけられた名である。写真は5月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。学名:Hibiscus 'Aman'★これこそがハイビスカスの姿かな なかなかいいねオールドタイプ花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|