大実紫苔桃(オオミムラサキコケモモ) 果実・野菜 2012年10月15日 大実紫苔桃(オオミムラサキコケモモ)はキキョウ科プラティア属の多年草である。原産地は台湾、中国、マレーシア、ニュージーランドなどである。標準和名はサクラダソウという。漢字でどう書くかは確認できていない。流通名を笑窪草(エクボソウ)ともいう。匍匐性がある。茎の長さは10~60センチくらいになる。葉は円心形で、互い違いに生える(互生)。葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は5~7月くらいである。白色ないし淡い紫色をした溝隠(ミゾカクシ)に似た花をつける。花の後につく実は直径1センチくらいの球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)で、赤紫色に熟する。実の鑑賞期は7~10月である。パープルクランベリーの名でも流通しているが、ツツジ科のクランベリーとは異なり食用にはならない。なお、ネットでは流通業者を中心として本種と笑窪草(エクボソウ)を別種とする見方が多いが、YListではシノニムとしている。属名の Pratia は19世紀のフランス人の海軍士官「プラベルノン(Charles L. Prat-Bernon)さん」の名からきている。種小名の nummularia は「硬貨形の」という意味である。写真は10月に箱根湿生花園で撮った。学名:Pratia nummularia(=Lobelia angulata)★食べられぬ実にはあれども美しく 花も可憐と人に好かれて花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%9E%9C%E5%AE%9F%E3%83%BB%E9%87%8E%E8%8F%9C/%E5%A4%A7%E5%AE%9F%E7%B4%AB%E8%8B%94%E6%A1%83%EF%BC%88%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%83%9F%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%82%B5%E3%82%AD%E3%82%B3%E3%82%B1%E3%83%A2%E3%83%A2%EF%BC%89" /> -->