黒椿(クロツバキ) 春の花 2016年02月24日 藪椿(ヤブツバキ)はツバキ科ツバキ属の常緑低木から高木である。本州の青森県から沖縄にかけて分布する。一般的に椿(ツバキ)と呼ばれ、園芸品種の基本種となっている。黒椿(クロツバキ)もその園芸品種の1つである。(椿図鑑参照)江戸古典種である。1829年刊行の水野忠暁編纂「草木錦葉集(そうもくきんようしゅう)」に記載されている。樹高は2メートルから4メートルである。葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。遅い春咲きで、開花時期は3月から4月である。花径8センチくらいの暗い紅色をした八重咲きの中輪をつける。雄しべは筒しべである。属名の Camellia はモラビアの出身でイエズス会の宣教師だった「カメル(Georg Joseph Kamel, 1661-1706)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。種小名の japonica は「日本の」という意味である。写真は4月に富山県中央植物園で撮った。学名:Camellia japonica 'Kuro-tsubaki'★江戸の世に花を開いた黒椿 伏した姿に赴き見せて花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E9%BB%92%E6%A4%BF%EF%BC%88%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%84%E3%83%90%E3%82%AD%EF%BC%89" /> -->