鈴鹿の関(スズカノセキ) 春の花 2012年04月29日 藪椿(ヤブツバキ)はツバキ科ツバキ属の常緑低木~高木である。本州の青森県から沖縄にかけて分布する。一般的に椿(ツバキ)と呼ばれ、園芸品種の基本種となっている。鈴鹿の関(スズカノセキ)もその園芸品種の1つである。江戸古典種である。樹高は1~3メートルである。葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。開花時期は3~4月である。花は八重咲きの中輪(花径10~12センチ)で、濃い紅地に白い斑が入る。雄しべは筒しべとなる。元品種の鈴鹿山(スズカヤマ)は白斑がない。属名の Camellia はイエズス会の宣教師「カメル(G. J. Kamell)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。種小名の japonica は「日本の」という意味である。写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。学名:Camellia japonica 'Suzukanoseki'★紅白の色艶やかに咲き競う 鈴鹿の関に目を奪われて花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR