薄重大島 (ウスガサネオオシマ) 春の花 2013年04月16日 薄重大島 (ウスガサネオオシマ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。大島桜(オオシマザクラ:Prunus lannesiana var. speciosa)の変異種である。原木は神奈川県真鶴町で牧野富太郎博士によって発見された。特徴は半八重咲きであることで、多くの園芸品種の交配親となっている。樹高は5~10メートルくらいである。葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。葉の縁には先が芒形の重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。葉には毛は生えていない。開花時期は4月の上旬である。葉の展開と同時に花を咲かせる。蕾の色は白に近い淡い紅色である。花の色は白ないし淡い紅色で、花びらの外側に濃い紅色が残る。花径は25~35ミリくらいの中輪で、花びらの枚数は6~10枚の半八重咲きである。旗弁(雄しべのような花びら)があるのが特徴である。一総につく花の数は3~4輪である。花の後にはたくさん実がなる。属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。種小名の lannesiana はフランス人の園芸家「ランヌ(Lannes)さんの」という意味である。変種名の speciosa は「華やかな」という意味である。品種名の semiplena は「半八重咲きの」という意味である。写真は4月に牧野記念庭園で撮った。学名:Prunus lannesiana var. speciosa f. semiplena★少しだけ八重の姿を見せて咲く 花は清かに色淡くして花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E8%96%84%E9%87%8D%E5%A4%A7%E5%B3%B6%20-%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%82%AC%E3%82%B5%E3%83%8D%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%82%B7%E3%83%9E%EF%BC%89" /> -->