松笠(マツカサ) 春の花 2016年03月17日 藪椿(ヤブツバキ)はツバキ科ツバキ属の常緑低木から高木である。本州の青森県から沖縄にかけて分布する。一般的に椿(ツバキ)と呼ばれ、園芸品種の基本種となっている。松笠(マツカサ)もそうした園芸品種の1つである。(椿図鑑参照)江戸時代からある古い品種である。1681年刊行の日本最初の園芸書、水野元勝著「花壇綱目」に記載されている。園芸名は中国の春秋時代の伝説の巨人「眉間尺」からきている。眉間が1尺(30センチくらい)あったという。樹高は2メートルから4メートルである。葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。春咲きで、開花時期は2月から4月である。花径5センチくらいの紅色の八重咲きの小輪をつける。花は文字通り松笠状となる。属名の Camellia はモラビアの出身でイエズス会の宣教師だった「カメル(Georg Joseph Kamel, 1661-1706)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。種小名の japonica は「日本の」という意味である。写真は3月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。学名:Camellia japonica 'Matsukasa'★松笠の名前にこれはぴったりと 膝打つ思い江戸の園芸花図鑑植物図鑑ミラーサイト|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E6%9D%BE%E7%AC%A0%EF%BC%88%E3%83%9E%E3%83%84%E3%82%AB%E3%82%B5%EF%BC%89" /> -->