御所左近の桜(ゴショサコンノサクラ) 春の花 2016年03月29日 御所左近の桜(ゴショサコンノサクラ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。原木は京都御所の紫宸殿の前庭に植えられ、「左近の桜、右近の橘」として知られた桜である。原木は枯死したが、今も増殖された後継樹が植えられている。左近の桜は平安時代から何代も植え替えられている。当初は山桜(ヤマザクラ)であったが半八重咲きのものもあり、それは八重のサトザクラが交雑したものと考えられている。旗弁(きべん:雄しべが花弁のように変化したもの)の多いものは八重左近の桜(ヤエサコンノサクラ)と呼ばれる。樹高は4メートルから8メートルくらいである。葉は幅の広い楕円形で、互い違いに生える(互生)。葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。葉の裏面は白色を帯びる。開花時期は4月の上旬から中旬である。葉の展開と同時に花を咲かせる。花弁数は5枚で、花径は3センチくらいの中輪である。花の色は白ないしごく淡い紅色で、旗弁(きべん:雄しべが花弁のように変化したもの)があるものもある。花弁の形は楕円形ないし円形である。属名の Prunus はラテン語の「plum(スモモ)」からきている。種小名の jamasakura は「ヤマザクラ」のことである。品種名の formosa は「美しい」という意味である。写真は4月に三島市の国立遺伝学研究所で撮った。学名:Prunus jamasakura f. formosa(syn. Prunus jamasakura 'Formosa-plena')★歴史ある桜とついに出合ったと 喜びひとしお左近の桜桜図鑑花図鑑植物図鑑ミラーサイト|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E5%BE%A1%E6%89%80%E5%B7%A6%E8%BF%91%E3%81%AE%E6%A1%9C%EF%BC%88%E3%82%B4%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%B5%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%8E%E3%82%B5%E3%82%AF%E3%83%A9%EF%BC%89" /> -->