黄花海芋(キバナカイウ) 夏の花 2016年07月06日 黄花海芋(キバナカイウ)はサトイモ科オランダカイウ属(ザンテデスキア属)の多年草である。ザンテデスキア属はアフリカの南部に10種が分布する。(Catalogue of Life の数値)オランダ海芋(オランダカイウ)が代表種で、属名の和名もオランダカイウ属という。本種の原産地も南アフリカで、ムプマランガ州で発見された。英名はゴールデンカラーリリー(golden calla lily)などである。オランダ海芋(オランダカイウ)が湿地性なのに対し、本種は畑地性である。日本へは大正時代の初期に渡来した。和名の由来は黄花で「海外からきた芋」であることからきている。庭植え、鉢植え、切り花などとして利用される。草丈は30センチから60センチくらいである。葉は矢尻形である。葉は肉厚で艶があり、白い斑点が入る。開花時期は5月から7月である。花のように見える黄色い部分は、サトイモ科特有の仏炎苞(棒状の花を包み込む苞を仏像の背景にある炎形の飾りに見立てたもの)と呼ばれる部分で、漏斗状に巻いている。真ん中にある直立した部分が、小花の密生する肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)である。花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。花言葉は「素晴らしい美しさ」である。俳句では「海芋」「カラー」が夏の季語である。属名の Zantedeschia は17世紀イタリアの植物学者「ザンテデスキ(Giovanni Zantedeschi, 1773-1846)さん」の名からきている。種小名の elliottiana はイギリス人でこの花を南アフリカから持ち込んで最初に植えた「エリオット(George Elliott, 1886)さんの」という意味である。写真は7月に野田市の清水公園花ファンタジアで撮った。学名:Zantedeschia elliottiana ★渦を巻く仏炎苞を耳にあて カラーの呟き聞いてみようか花図鑑植物図鑑ミラーサイト|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E5%A4%8F%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E9%BB%84%E8%8A%B1%E6%B5%B7%E8%8A%8B%EF%BC%88%E3%82%AD%E3%83%90%E3%83%8A%E3%82%AB%E3%82%A4%E3%82%A6%EF%BC%89" /> -->