緋衣崑崙花(ヒゴロモコンロンカ) 四季咲きの花 2010年12月01日 緋衣崑崙花(ヒゴロモコンロンカ)はアカネ科コンロンカ属(ムッサエンダ属)の常緑低木である。学名のムッサエンダ・エリトロフィラと表示をする場合もある。コンロンカ属はアジア・アフリカの熱帯・亜熱帯に200種くらいが分布する。萼片の白い崑崙花(コンロンカ)の原産地はアジアだが、本種の原産地は中央アフリカで、コンゴやザイールに生える。樹高は1メートルから3メートルである。葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。開花時期は5月から12月である。暖地では周年開花をする。白い小さな花は散房状(枝先に1個つずつ花がつく)につくが、それぞれの花の萼片の1枚だけが花弁状に大きくなる。この萼片が艶のある美しい赤色をしていることが名の由来である。「崑崙花」の名は、白い萼片を崑崙山の雪に見立てたものである。園芸品種が作出されており、萼片が1枚だけではないものや花の色が白ではないものもある。写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。学名:Mussaenda erythrophylla★緋衣を思わすように鮮やかで 滑らかな萼ただ美しく今日の花ドットコム花図鑑PR