珠芽刺草(ムカゴイラクサ) 秋の花 2012年09月04日 珠芽刺草(ムカゴイラクサ)はイラクサ科ムカゴイラクサ属の多年草である。漢字では「零余子刺草」とも書く。北海道から九州にかけて分布し、山地の林の中や林の縁に生える。海外では、朝鮮半島、中国にも分布する。草丈は30~70センチくらいである。茎は緑色で刺がある。葉は幅広い楕円形で、葉は互い違いに生える(互生)。葉が向かい合って生える(対生)のがイラクサ属との区別点である。葉の縁には刺がある。葉柄のつけ根に珠芽(むかご)をつける。これが名の由来でもある。開花時期は8~9月である。雌雄同株である。雄花は葉の脇から出て、緑白色を帯びる。雌花は茎先から穂を出し、白い刺状の花柱(雌しべ)が目立つ。花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。属名の Laportea は19世紀のフランスの昆虫学者「ラポルト(F. L. de Laporte)さん」の名からきている。種小名の bulbifera は「鱗茎のある」という意味である。写真は9月に北大植物園で撮った。学名:Laportea bulbifera★葉の脇に瘤がたくさんついている 珠芽刺草棘に覆われ花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E7%A7%8B%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E7%8F%A0%E8%8A%BD%E5%88%BA%E8%8D%89%EF%BC%88%E3%83%A0%E3%82%AB%E3%82%B4%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%B5%EF%BC%89" /> -->