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プロリフェラ・ド・ルドウテ



プロリフェラ・ド・ルドウテはバラ科バラ属の落葉低木である。
オールドローズ(Old Rose:O)のケンティフォリア系(Centifolia:C)と呼ばれるものの1つで、一季咲きの中輪である。
ケンティフォリア系というのはロサ・ケンティフォリア(Rosa x centifolia)が交配にかかわっている品種群で、ダマスク系と並ぶ香料バラである。
本種は作者は不祥だが1824年以前にフランスで作出された。
プロリフェラ(Prolifera)には「突起のある」とか「零余子(むかご)で増える」といった意味がある。
ルドウテ(Redoute)は「バラの画家」として知られるベルギーの植物学者(Pierre-Joseph Redoute, 1759-1840)の名からきている。
樹高は200センチから250センチくらいである。
樹形はつる性である。
開花時期は5月から6月である。
花径10センチから11センチくらいのロゼット咲きの八重である。
花の色はピンクである。
花弁数は80枚くらいである。
花には強い香がある。
属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Rosa 'Prolifera de Redoute'

★いろいろな謂れを秘めて花開く
 オールドローズは歴史そのもの



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紫玉(シギョク)



紫玉(シギョク)はバラ科バラ属の落葉低木である。
オールドローズ(Old Rose:O)のガリカ系(Gallica:P)と呼ばれるものの1つで、一季咲きの中輪である。
ガリカ系というのはフランス薔薇(フランスバラ, Rosa gallica)が交配にかかわっている品種群で、花の色が濃い赤い花となり、棘が少ないのが特徴である。
作者は不祥だが19世紀の後半に日本で作出された。
樹高は120センチから180センチくらいである。
樹形は半横張りである。
開花時期は5月である。
花径6センチくらいのポンポン咲きの八重である。
花の色は紅紫色で、咲き進むと青味がかった紅紫色から黒味のある紅紫色へと変化する。
花弁数は100枚から150枚くらいである。
花にはダマスク系の中香がある。
属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Rosa 'Shigyoku'

★名の通り玉を思わす咲き方に
 日本の技の冴えを感じて



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ゼフィリーヌ・ドルーアン



ゼフィリーヌ・ドルーアン(Zephirine Drouhin)はバラ科バラ属の落葉低木である。
1868年にフランスのリヨンのビゾ(Bizot)さんによって作出された園芸品種である。
オールドローズ(Old Rose:O)のブルボン系(Bourbon Rose:B)と呼ばれるものの1つである。
ブルボン系は全体的に大輪・多花性で、甘い芳香があるのが特徴である。
樹高は200センチから300センチくらいである。
樹形はつる性である。
刺はほとんどない。
開花時期は5月である。
丸弁カップ咲きの八重で、花径は6センチから7センチくらいの中輪である。
花の色は濃いローズピンクで、花弁数は20枚くらいである。
花には強い香りがある。
別名をシャルル・ボネ(Charles Bonnet)という。
属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。
品種名の Zephirine Drouhin は園芸愛好家であったゼフィリン・ドルーアンさんの名からきている。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Rosa 'Zephirine Drouhin'

★あれこれと歴史の舞台に顔を出す
 オールドローズは華やかに咲き



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パパ・メイアン



パパ・メイアン(Papa Meilland)はバラ科バラ属の落葉低木である。
1963年にフランスのアラン・メイアン(Alain Meilland)によって作出された園芸品種である。
ハイブリッドティ系(Hybrid Tea:HT)と呼ばれるものの1つで、四季咲きの大輪である。
黒薔薇と呼ばれる暗い紅色をした薔薇の代表的品種である。
1988年に世界ばら会連合(World Federation of Rose Societies)の殿堂入り品種に選ばれている。
樹高は150センチから180センチくらいである。
樹形は半直立性である。
開花時期は5月から11月である。
半剣弁高芯咲きの八重で、花の色はビロードのような暗い紅色である。
花弁数は25枚から30枚くらいで、花径は15センチくらいである。
花にはダマスク系の強い香りがある。
属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。
園芸品種名の Papa Meilland は作出者の祖父にあたる「アントワーヌ・メイアン(Antoine Meilland, 1884-1971)」の愛称である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Rosa 'Papa Meilland'

★滑らかな生地と香りに歩み止め
 二人味わう至福の時間



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ロサ・ダマスケナ



ロサ・ダマスケナはバラ科バラ属の常緑低木である。
古い時代に西アジアで作出された交配品種で、主に香水の原料として栽培されてきた。
英名はダマスクローズ(Damask rose)という。
ヨーロッパには、十字軍の遠征などで持ち込まれたものが多い。
1867年以前からあるバラをオールドローズというが、その中でダマスク系(Damask:D)と呼ばれるグループの基本種となっている。
ロサ・ガリカ(Rosa gallica)、ロサ・モスカタ(Rosa moschata)、ロサ・フェドチェンコアナ(Rosa fedtschenkoana)の3原種が関係していることがわかっている。
樹高は150センチから200センチくらいである。
樹形は木立性である。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
楕円形の小葉5枚で1組の葉となるが、稀に7枚のこともある。
小葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
枝には鉤型の刺と剛毛が多い。
開花時期は5月である。
花の色は明るいピンクで、半八重から八重の平咲きの中輪である。
花径は8センチくらいである。
花には濃厚なダマスクの香りがある。
花言葉は「美しい姿」である。
属名の Rosa はケルト語の「rhodd(赤色)」からきている。
種小名の damascena は「(トルコの)ダマスカスの」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
学名:Rosa x damascena

★突然に出てきた名前が十字軍
 彼方の歴史身近に触れて



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