忍者ブログ

季節の花

いま咲いている花

Home > > [PR] Home > 夏の花 > 紅花(ベニバナ)

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

紅花(ベニバナ)

紅花(ベニバナ)

紅花(ベニバナ)はキク科ベニバナ属の越年草である。
原産地はアラビアないしエジプト付近と考えられている。
日本へは奈良時代にシルクロ-ドを経て渡来し、末摘花(スエツムハナ)と呼ばれた。
「末摘花」は源氏物語に登場する女性の名にもある。
草丈は1メートルくらいである。
葉は幅の広い披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は硬くて先は尖り、縁には棘がある。
開花時期は6~8月である。
茎先につく花は、大きな総苞片(花序全体を包む葉の変形したもの)のあるアザミに似た頭花で、筒状花だけからなる。
花の色は最初は黄色で、後に紅色に変わる。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
日本では江戸時代までは高級染料として盛んに栽培されたが、化学染料の出現によって栽培は衰退した。
現在は山形県などで試作されている程度である。
種子からリノール酸を含む良質の油が採れるので、今では食用油としての需要が多く、アメリカなどから輸入されている。
英名はサッフラワ-(safflower)である。
山形県の県花になっている。
俳句では「紅の花」が夏の季語である。
属名の Carthamus はアラビア語の「quartom(染める)」からきている。紅花(ベニバナ)から紅を採ることから名づけられた。
種小名の tinctorius は「染色用の」という意味である。
写真は8月に山形市野草園で撮った。
学名:Carthamus tinctorius


★お待たせとやっと目覚めて咲き初めし
 紅花愉し色づき待てば


紅花(ベニバナ)

花図鑑
植物図鑑



PR
Responses0 Responses
  • お名前
  • タイトル
  • メールアドレス
  • URL
  • パスワード

楽天

PR






AmazonStore
by amanatu


カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カウンター



最新コメント

最新トラックバック

プロフィール

HN:
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

アクセス解析