糸葉春車菊(イトバハルシャギク) 夏の花 2011年09月02日 糸葉春車菊(イトバハルシャギク)はキク科ハルシャギク属の多年草である。原産地は北アメリカで、東部を中心に分布する。草丈は30~40センチくらいである。名前の通り葉は細く切れ込んで糸状に分裂し、輪になって生える(輪生)。開花時期は6~9月である。茎の上部に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、花径5センチくらいの黄色い花(頭花)をたくさんつける。舌状花は8枚で、コスモスに似ている。そのため、宿根コスモス(シュッコンコスモス)の名でも流通している。花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。属名の Coreopsis はギリシャ語の「coris(南京虫)+opsis(似た)」からきている。そう果の形が南京虫に似ているということで名づけられた。種小名の verticillata は「輪生の」という意味である。写真は7月に千葉県野田市の清水公園花ファンタジアで撮った。学名:Coreopsis verticillata★鮮やかな黄金の花が夏空に とても似合うよコレオプシスは☆黄金のコレオプシスは鮮やかに 夏の夜さえ賑やかに咲き花図鑑植物図鑑PR