寺岡薊(テラオカアザミ) 夏の花 2011年07月21日 寺岡薊(テラオカアザミ)はキク科アザミ属の多年草である。野薊(ノアザミ)から改良された園芸品種である。江戸時代には既に改良が行われていた。花の色は赤、白、ピンクなどのものがある。草丈は40センチから60センチくらいである。葉は長い楕円形で深く切れ込み棘がある。開花時期は6月から8月である。花は長い間咲き続ける花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。属名の Cirsium はギリシャ語の「cirsos(静脈腫)」からきている。静脈腫に薬効のある植物につけられた名が転用された。種小名の japonicum は「日本の」という意味である。写真は6月に北大植物園で撮った。学名:Cirsium japonicum 'Teraoka'★見た記憶甦ってくるこのタイプ そうか名前は寺岡薊花図鑑植物図鑑PR