メコノプシス・カンブリカ 夏の花 2011年07月20日 メコノプシス・カンブリカはケシ科メコノプシス属の多年草である。メコノプシス属は「ヒマラヤの青いケシ」などが知られるが、本種は唯一のヨーロッパ原産種であり、花の色も異なる。原産地はアイルランド、イギリス南部、フランス西部、イベリア半島北部である。草丈は30センチから50センチくらいである。葉は羽状に深く裂ける。開花時期は6月から7月くらいである。花の色は黄色ないしオレンジ色で、花径は3センチから7センチくらいである。花弁数は4枚である。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。属名の Meconopsis はギリシャ語の「mekon(ケシ)+ opsis(似る)」からきている。種小名の cambrica は「ウェールズの」という意味である。写真は6月に北大植物園で撮った。学名:Meconopsis cambrica★おやこれが黄色いケシか出会ったぞ 北の大地は百花繚乱花図鑑植物図鑑PR