鈴虫花(スズムシバナ) 秋の花 2012年09月15日 鈴虫花(スズムシバナ)はキツネノマゴ科イセハナビ属の多年草である。本州の近畿地方から九州にかけて分布し、山地の木陰などに生える。海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。草丈は20~50センチくらいである。葉は幅の広い卵形で、向かい合って生える(対生)。葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。開花時期は8~10月である。花の色は淡い紫色で筒形をしており、つけ根の部分から緩く曲がって漏斗状に開く。横向きに咲く花は、朝開き午後には散る。稀に白花も見られる。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。和名の由来は、鈴虫の鳴く季節に咲くことからきているという。属名の Strobilanthes はギリシャ語の「strobilos(球果)+anthos(花)」からきている。球果状の花序といった意味がある。種小名の oligantha は「少数花の」という意味である。写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。学名:Strobilanthes oligantha★波を打つ花びらどこか神秘的 鈴虫花の咲くを見つめて花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E7%A7%8B%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E9%88%B4%E8%99%AB%E8%8A%B1%EF%BC%88%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%82%B7%E3%83%90%E3%83%8A%EF%BC%89" /> -->