白蓬(シロヨモギ) 秋の花 2012年09月13日 白蓬(シロヨモギ)はキク科ヨモギ属の多年草である。北海道から本州の茨城県・新潟県にかけて分布し、日当たりのよい海岸の砂地に生える。海外では、カムチャツカ地方にも分布する。草丈は20~60センチくらいである。地下茎を長く伸ばして繁殖する。全体が綿毛で覆われていて白っぽい。葉は厚く、羽状に中裂する。開花時期は7~10月である。茎の上部に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径8~10ミリくらいの小さな黄色い花(頭花)をたくさんつける。頭花は筒状花だけからなり、真ん中に両性花、周りに雄花がつく。花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。属名の Artemisia はギリシャ神話の女神「アルテミス(Artemis)」からきている。この属の植物が婦人病に効くということから名づけられた。種小名の stelleriana は18世紀のドイツの植物分類学者「ステラー(G. W. Steller)さんの」という意味である。写真は9月に北大植物園で撮った。学名:Artemisia stelleriana★全身が白い綿毛に覆われた 不思議な姿砂浜に見せ花図鑑植物図鑑|味の麺匠戸田久|おこめの鬼平|フロム蔵王|花の本屋さん|楽天トラベル|PR PR" dc:identifier="http://kisetunohana2.blog.shinobi.jp/%E7%A7%8B%E3%81%AE%E8%8A%B1/%E7%99%BD%E8%93%AC%EF%BC%88%E3%82%B7%E3%83%AD%E3%83%A8%E3%83%A2%E3%82%AE%EF%BC%89" /> -->