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黒船躑躅(クロフネツツジ)

黒船躑躅(クロフネツツジ)

黒船躑躅(クロフネツツジ)はツツジ科ツツジ属の落葉低木である。
原産地は朝鮮半島、中国北部、東シベリアなどである。
日本へは1668(寛文8)年に朝鮮から渡来した。
安土桃山時代から日本に来航する外国船は黒船と呼ばれていた。
その黒船で持ち込まれた躑躅というのが名の由来である。
現在では日本の各地に分布して山地の林の中に生え、また植栽されている。
樹高は2~5メートルくらいである。
若い枝には腺毛(粘着物質を出す毛)が密生する。
葉は倒卵形で、枝先に5枚ほど集まって輪生状に互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月である。
葉の展開と同時に花を咲かせる。
花径は6センチくらいと大きく、花冠は漏斗形で先が5つに裂ける。
花の色は淡い紅色で、上部の裂片の内側には赤い斑が入る。
雄しべは10本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
別名を唐躑躅(カラツツジ)ともいう。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の schlippenbachii はロシアの軍人「シュリッペンバッハ(B. A. von Schlippenbach)さんの」という意味である。
写真は4月に小石川植物園で撮った。
学名:Rhododendron schlippenbachii


★女王と呼ばれるほどの大輪を
 見事開いて黒船躑躅


黒船躑躅(クロフネツツジ)

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