忍者ブログ

季節の花

いま咲いている花

Home > > [PR] Home > 春の花 > 丁子莢迷(チョウジガマズミ)

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

丁子莢迷(チョウジガマズミ)

丁子莢迷(チョウジガマズミ)

丁子莢迷(チョウジガマズミ)はスイカズラ科ガマズミ属の落葉低木である。
本州(中国地方)、四国(香川県)、九州(福岡県)に分布し、海岸の岩場に生える。
海外では、朝鮮半島の南部にも分布する。
満鮮要素植物の1つである。
中国東北部から朝鮮、対馬を経て伝わったが海没によって孤立した植物群である。
なお、「迷」の字は正しくはクサカンムリがつくのだが仮に用いている。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
樹高は1~3メートルである。
株立ち状になる。
樹皮は灰褐色をしている。
若い枝には星状毛(放射状に伸びる毛)がある。
葉は向かい合って生え(対生)、広い卵形ないし狭い楕円形で、裏面には星状毛がある。
開花時期は4~5月である。
白ないし淡いピンク色で小さな花を枝先に散房状につける。
花冠は直径8~13ミリくらいの漏斗状で、先は5つに裂ける。
雄しべは5本である。
花はよい香りがする。
花の後にできる実は核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
属名の Viburnum はこの属1種のラテン古名だが意味はわかっていない。
種小名の carlesii は人名に由来する言葉である。
変種名の bitchuense は「備中(岡山県)の」という意味である。
写真は4月に小石川植物園で撮った。
紅葉の写真は12小石川植物園で撮った。
学名:Viburnum carlesii var. bitchuense


★春の香を運ぶがごとく咲き出づる
 丁子莢迷愛らしき花


丁子莢迷(チョウジガマズミ)
丁子莢迷(チョウジガマズミ)

今日の花ドットコム
花図鑑
PR
Responses0 Responses
  • お名前
  • タイトル
  • メールアドレス
  • URL
  • パスワード

楽天

PR






AmazonStore
by amanatu


カレンダー

08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

カウンター



最新コメント

最新トラックバック

プロフィール

HN:
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

アクセス解析